トキー3

今日は3箇所で撮影とトキの観察をした、雛の大きさは様々だがだいぶ成長は早い。山道の道すがら、見上げると5-6羽の朱鷺が上空を待っていた。中国では、こんな風景普通の世界だから日本を想うと悲しくなる。絶滅させてしまった種を戻すのは、大変な努力が必要なのだ。感激の青空に朱鷺色が浮かび上がった。

トキーその2

親が餌を運んでくるのはほぼ1時間おき。オス、メス入れ替わりで餌を運んでくる。巣から飛び出すときは方向が違うから、餌がいっぱいになると,ちょうど1時間なのだろうか?今日は動画でおねだり雛の様子を。動画は後ほど

母ちゃんメシー子育て朱鷺

この時期猫の目のように季節が変わり、生き物を相手にする私にとっては、正直猫の目が回るほど、いろいろあるのだ。先月訪れた中国の朱鷺の研究者から、そろそろお芋が蒸けたよと連絡がった。机の上で写真整理や原稿している場合じゃないとは言わないが、ただちに中国に飛んだ。お芋じゃなくて朱鷺だが。4月の下旬に孵化したひなが、計算道理ならちょうど15センチ程になっているのだ。計画には入っているのだが切符が取れない。北京経由で再び西安に舞い戻った。
予定どうり早朝観察場所に入り、研究者と合流そしてロケが始まった。この巣は4月の頭に孵化した巣でかなり成長は早い。既に親と大きさは変わらないほどに成長した。嬉しい限りだ。早々ブラインドに入り、撮影を開始する。今回は800mmも持参したからアップでも狙える。まずは駆けつけ一杯ということで。

ヤマネ-3

ヤマネの幼獣を撮影したのは、10月1日だった。ヤマネの繁殖は年2回と言われるから、2回目の子供だったかも知れない。まだ開眼していないから、生後10日以内だったのではないだろうか? 住宅難で鳥の巣箱を利用していたヤマネの幼獣を、撮影後直ちに巣箱に戻したのは言うまでもない。

ヤマネ-2

中々出会えないヤマネだが、その次にヤマネに出会ったのは山梨県の山中だった。その時はモモンガのロケで行ったのだが、出会ったのはヒメネズミやヤマネだった。ヤマネは巣箱の中に苔を、びっちりひきつめて子育ての最中だった。子供の背中にはすでにチャームポイントの、黒い筋が赤裸の皮膚に表れていた。昼間起こしてしまったので、親は少し眠そうだった。ヤマネは夜行性なのだ。起こしてしまってごめんごめん。

ヤマネ-1

スタジオの回りにもいると昨日書いたが、実際はスタジオに侵入してきたのだ。何か部屋が臭うので、又部屋にネズミが侵入してペッタンコ地獄を置かなきゃならないかなと思っていた矢先、部屋をチョロチョロしていたのがヤマネだった。ネズミほどは俊敏ではなかったが、兎に角スタジオで生息を確認したのだ。ヤマネは日本特産種で、学名にもそれは表れている。そんなわけで秋に撮影した個体だが載せておこう。

ヤマネー頭骨

獨協医科大学T先生のお陰でヤマネの頭骨撮影をさせていただいた。ヤマネは群馬のスタジオの回りにも生息しているが、やはり中々姿は見せてくれない。頭骨は小さくネズミに似ている。オリイジネズミの頭骨も撮影の手当が付いたし、これで日本産囓歯目とトガリネズミ形目、全ての頭骨の撮影が終了することになる。勿論センカクモグラも、センカクセスジネズミも忘れてはいない。

上州朝日岳

ここ数日寒く、部屋の中ではまだストーブを焚いている、群馬の山奥に位置するスタジオの裏山に登ってみた。道理で寒いわけだ、新緑は鮮やかでスタジオの桜も今が満開だが、奥山の上州朝日岳は、熔けた稜線が又白く雪化粧していた。オオルリもキビタキの姿を見せ、今が1年で一番賑やかなスタジオの回りだ。

マスクラット頭骨

自然研のM氏のお陰で、マスクラットの頭骨の撮影をしてきた。これで残ったヤマネは月曜日に獨協医大に撮影に行って来る予定。残るはオリイジネズミだけになった。液浸標本なら2個体有るのだが頭骨が見つからない。ヌートリアより頭骨は想像していたより小さかった。

アカネズミー親子3

どのようなネズミでもそうだが、やはり捕食者の目は怖い。絶えず自分の身を隠そうとする。今日のアカネズミも土を掘り、石の下に潜ろうとしていた。後ろにいるのは幼獣だ。動きは素早い。そんなアカネズミの動画を載せておこう。

アカネズミ-2

アカネズミの生息地は北海道から九州までで、調査の時半分以上捕獲されるのがアカネズミで、正直まねからざるネズミだ。森の優占種だから仕方がない。なんといっても日本固有種であるアカネズミは、よくよく見ると可愛いのだ。眼はぱっちり、ジャンプ力は抜群だが木に登ることは出来ない。近い場所にいるヒメネズミは樹にも登れるから、その辺は競合を防いで共存しているのだ。より近づいて親子のアップを狙った。

アカネズミ親子ー1

打ち合わせやら何やらで東京に行っていた。土屋先生の所で調査の折に捕獲された、アカネズミが出産したというので、見せていただいた。子供は5頭、まだ2回りも小さいがいっちょ前にアカネズミの顔をしているのが可愛い。日本の森の優占種であるアカネズミの出産は、年2回の場所と年1回の場所がある。通常平均産児数は4頭だから、この母親は優良母親だ。これだけ多産だから、猛禽や肉食獣の重要な餌になるのだ。

ニホンカモシカ

下の町に用事で出るとき,車の前をカモシカが横切った。冬に見た個体と違って、耳下腺がかなり膨らんだ白い個体だった。場所はスタジオから1kmほど下がった尾根筋と道路が交差する辺りだ。カモシカが使う道は決まっているから、下から尾根筋を登ってきたときに、私と遭遇した物と思われる。いつもカメラは持参しているので、窓を開けて撮影した。あまり人間の事が気にならないようで、私が車の外に出ても5分以上動かないでいたが、やがて尾根筋を登って森に消えた。この道はつい先頃親子のカモシカを見たと、村の人から情報が寄せられた場所のそばで、そのうちこの親子にも出会えるかも知れない。

ニホンイタチー2

なぜ似たもの同士なんて書いたかというと、日本にはチョウセンイタチと言う外来種が居るからなのだ。戦前毛皮を獲るために養殖していた物が逃げ出したという説もあり、チョウセンイタチの由来はハッキリしないが、1948年頃にはチョウセンイタチがすでに西日本に生息していたらしい。現在体が大きいチョウセンイタチが、ニホンイタチを駆逐してニホンイタチはじり貧なのだ。頑張れニホンイタチ。そこで問題になるのが目の前にいる個体は果たしてどちらだろうかと言う点だ。 両種の区別は尾率が一番識別しやすいが、撮影しているときはどうしてもファインダー越しで、大きく見えてしまうから間違えやすい。今日の個体はあとで良く撮ったものを見てみると、尾は体より短い。ニホンイタチのオスに間違いないだろう。白昼5分以上まぶしい姿を見せてくれた、ニホンイタチ。今日は大当たりだ。動画までシッカリ撮影させてくれるなんて、、、

似たもの同士?−ニホンイタチ

上ばかり見てリスを撮影している時だった。敷地内を流れる川になにやら茶色い物体が横切った。スワ何だアレはヤヤヤ!電光石火イタチのご登場だ。こうなりゃリスなんてと言うわけではないが、当然レンズの方向はイタチへ。日本の野生動物の中で、ちゃんとしたその生態を一番撮りにくいと思われるのが、何と言ってもこのイタチとノウサギなのだ。川辺でブラインドの中で待っているとき、ひょこひょこと現れるのだが、草が高かったり、石があったりで中々姿を見せては暮れない。出会いはいつも突然、そして何と言っても素早いから、今日は撮り逃がすわけにはいかない。早速カメラは機関銃モード。そんなイタチ君顔はひょうきんだが、性格はきつく肉食系だ。フィールドはこんな出会いが有るから楽しい。

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