花の草原
旅の終わりも近くなってふと気がついたが、ワシの草原は高山植物の草原でもある。北海道の大雪山で見たような植物が、そこかしこに咲いている。しかしアヤメのような植物でも背丈は10cmほどしかない。恐らくそういう種類なのか、それ […]
旅の終わりも近くなってふと気がついたが、ワシの草原は高山植物の草原でもある。北海道の大雪山で見たような植物が、そこかしこに咲いている。しかしアヤメのような植物でも背丈は10cmほどしかない。恐らくそういう種類なのか、それ […]
母さんが帰ってきた。巣の上を何度か旋回している。カモフラージュネットを被っているが、そんなこと母さんにはお見通しだろう。中々巣には戻ってはくれない。やはり用心深いのだ。私は母さんの邪魔をしないように撤退した。
雛の数は3羽。岩棚にじっとしていてほとんど動かない。かなり暑いのか口を開けて呼吸していた。親は餌を探しに行っているのか2羽とも居ない。3羽の雛を育てるのだから。餌の量も半端ではないだろう。雛の体毛はかなり茶色見を帯びてき […]
オオノスリだろうか?、開けた岩棚で営巣している。岩の高さは、せいぜい10mくらい。手を伸ばせば巣まで手が届きそうな位置だ。大平原ではこの巣に、ちょっかい出すような人も動物もいないから、このような場所で営巣可能なのだ。この […]
オオカミの草原はワシ、タカの草原でもある。2種類のチョウゲンボウをよく目にした。目の前で羽ばたいては、草原の昆虫ーおそらくバッターを狙っていた。ヒメチョウゲンボウはこの地方で繁殖し、冬季はアフリカまで渡りをして越冬すると […]
どこから湧き出てくるのか、平原には小さな小川が流れている。それが結構な水量で、川幅が4mくらいになる場所がある。そんな場所でオグロシギのカップルが川の中の虫を探していた。2羽は更に北に渡り繁殖をする途中だろうか?
藪で待つこと2時間。子犬ほどのオオカミが、ファインダーの中にチョロチョロと藪から現われてきた。まだ人間自体をそう見たこと無いからキョトンとしているが、足腰は太くしっかりしている。何なんだこの人たちは??? そんな顔で見つ […]
早朝ベースキャンプを出た。双眼鏡を覗きながら道を進む。jorgo氏が突然手を上げて、ドライバーに停止を指示する。3人は双眼鏡で同じ方向を見つめる。いた!2頭の子供のオオカミだ。ここから300m先だ。レンズの用意を始めるが […]
雨が降ると気温がぐんと下がる。ガスが出てきてほとんど見通しが利かなくなる。そんな中でもカッコウは、地面にいる虫を狙って何度も木の上から、バッタと思われる虫を食べていた。この平原は繁殖するツルをはじめとする夏鳥にとって、子 […]
とにかくオオカミは人間が嫌いだ。冬の間には鉄砲で追い回されるし、はじき罠は巣にはかけられるし、とにかくオオカミにとって人間は敵でしかないのだ。今日も2回ほどその姿を見つけたが、普段撮影できるのはこんな姿ばっかりなのだ。そ […]
平原にはモグラの塚がいたるところで見られる。特に山と山の間にある低地に多いのは当然として、200-300mほどある、丘のような山の頂上付近でも見られるから面白い。嘸かしトンネルを掘るのも小石が多くて大変だろうと思われるが […]
昨日オオヤマネコがタルバガンを狙っていたオオヤマネコを、今日も見かけた。同じ個体かどうかはわからないが、同じ谷だからほぼ間違いないだろう。そっと車を近づけたが、今日はどこにもオオヤマネコを、見つけることは出来なかった。昨 […]
距離はあるが、これ以上近づいたらオオヤマネコはあっという間に藪に逃げてしまう。まだオオヤマネコは気がつかず、こちら側が風下であることが幸いしているのだ。何度かオオヤマネコはモーションを起こすが、成功には至っていない。この […]
6月7日-ウランバートル 旅はこの街から始まった。そう広大なる草原の国モンゴルだ。街を守る獅子に見送られながら、昨年の秋に見つけた狼の巣のチェックだ。果たして凶と出るか吉と出るか。子供の狼を見つけられるだろうか?写真家は […]
こんな見晴らしの良いところに巣でもないと思うのは私だけだろうか? 田んぼの中の小さな公園の斜面に、2m以上の穴を、ホンドキツネが穴を掘っている。恐らくよほど何か欲しい物があるのだろう。小枝を穴の入り口に置いて、キツネが中 […]
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