闇夜の空中戦-3
月が大部満月に近くなってきた。月が明るくなると、昆虫が電光表示に来る数も分散してしまって少なくなる。これは中学の時に高尾山で行った蛾の夜間採集で学んだことだ。しかし月とコウモリを何とか入れたくて懲りもせず尾瀬まで通ってい […]
月が大部満月に近くなってきた。月が明るくなると、昆虫が電光表示に来る数も分散してしまって少なくなる。これは中学の時に高尾山で行った蛾の夜間採集で学んだことだ。しかし月とコウモリを何とか入れたくて懲りもせず尾瀬まで通ってい […]
クマが出はじめた。友人の農家から連絡があった。近くなのでカメラを持って見に行く。すでに3回くらい出ているのか、友人の田んぼには電柵が張られているから被害はなかったのだが、山から田んぼに出る林道の斜面にはクマの獣道が出来て […]
環境省はカワウソが絶滅したと言うがまだわからない。東北に住む鳥類写真家のMさんと話したのだが、願望かも知れないが、東北の山奥にまだいるかも知れないと彼は言うのだ。猟師といえども1頭も残らずカワウソを捕獲できるとはとても思 […]
タヌキの母さんは子供たちにとっては絶対の存在だ。子供は組伏す競られると、おとなしく母さんタヌキのグルーミングに応じている。タヌキにとって尻の臭いの確認と共に、グルーミングは大事な個体識別なのだろう。おとなしくしていた子狸 […]
二代目母さんタヌキに率いられた6頭の子ダヌキ軍団が、尾瀬に私がコウモリを撮影に行っている間に、スタジオの庭を駆け回っている。元祖母さんタヌキは今年は繁殖していないのか、子供をまだ連れて来てはいない。しかし二代目母さんタヌ […]
昨日のヒメネズミもそうだが、もう一人森の中で尾をピンと立てて、突っ走っている彼を見つけた。彼の名はオコジョで、すばしっこさなら天下一品だろう。しかも森の中で突然現れて突然さって行く。まさに月光仮面のような獣なのだ。この時 […]
スタジオの周りの森の中で、ヒメネズミが走っている。そんな時ヒメネズミの尾はピント立ち上がっている。犬が縄張り誇示のため、尾をたてているのと同じ格好だ。まるでここの森は私の物だ!みたいな感じだろうか? 人間が気がつかないと […]
それでもこんな写真が撮れるから嬉しい。毎晩通っているので寝不足だ。コウモリの捕食の撮影は、兎に角枚数を数撃たなければ当たらない。まさにあたら無い状態なのだ。蛾がカメラのファインダーの中に上手く飛んでくれて、そこにコウモリ […]
昼間デスクワークでパソコンの前に座りっぱなしで、とてもストレスが溜まってしまう。スタジオから尾瀬の出会いまで車で30分ほどなので、毎晩コウモリの撮影に行っている。森の中の電光標識にコウモリが集まるのだ。鳴き声は20khz […]
スタジオの近くの川では、ヨシの穂が大部伸びていた。実はこのヨシが生えている近くで、かつてツキノワグマの撮影をしていたのだが、昨年の大雨で山が崩れてメチャメチャになってしまった。林道は遮断されてしまったし、使っていた山小屋 […]
アナグマがスタジオの回りでも、増えているのでは無いかと書いたが、別の場所でもカメラは捉えていた。活動している時間は昼間の11時28分だ。アナグマが昼間活動するのは珍しいことではないが、この時期田んぼに蛙が産卵している訳で […]
入道熊がわき上がるような、残暑がぶり返している。まだ8月だからありえる話だが、スタジオの周りは秋めいてきている。朝晩はめっきり涼しい。動物たちも少しは過ごしやすくなってきているだろう。今はデスクワークの毎日だから、あまり […]
ここの所天気は良いのだが、毎日夕方になると夕立の豪雨。急に降り出してきてはそのうちあがってしまう。そんな降り方の毎日だ。しかし森の中のカメラは防水仕様だから、そんなことではびくつかない。仕掛けカメラだが、正直自分の目で見 […]
ある場所の獣道はキツネばかり、ある道はアナグマばかり。やはりねぐらに関係しているのだろう。そして人間も映る。人間たちが使う道は、獣たちも使う道なのだ。獣だって楽に歩ける方が良いのだ。これからはキノコ採りの方が森にはいるか […]
ここの所スタジオの近くの路上で、アナグマのロードキルの屍体を数回見かけた。昔はそれほどアナグマをスタジオの回りではではみかけなかったのだが、やはり増えているのだろう。嬉しい限りだ。昨年の春先には近くの田んぼに出っぱなしだ […]
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