Archive for 10月, 2015

エゾシカのヌタ場

森の中でエゾシカのヌタ場を見つけた。ヌタ場は動物の体に着いたダニや寄生虫を落としたり体を冷やしたりする場所だ。本州ならイノシシも使うが、ここでは足跡が周りについていることからエゾシカが使っている。もちろん北の森ではイノシ […]

エゾヤチネズミ

エゾヤチネズミを観察していると穴を良く掘る。コケなどの下にもすぐ潜り込むのは捕食者に対する防衛本能だろう。もちろん冬でも冬眠しないで、雪の下で暮らしている。         &nb […]

エゾヤチネズミ

洞爺湖から戻り土屋先生と太美でネズミの調査を続行した。やはりササが多い場所にはちゃんとエゾヤチネズミが生息している。エゾヤチネズミは北の森では害獣だが、肉食獣や猛禽類の大事な餌であり、北の森を代表するネズミと言っても良い […]

やはり植生は大事だ。

残念ながら見つかったのはヒメネズミばかリで、エゾヤチネズミは見つからなかった。洞爺湖の中島は閉鎖的な環境でシカが増え続け冬期の大量死もあったが、平成23年3月の調査では306頭まで増えてしまっている。エゾヤチネズミはササ […]

洞爺湖へ調査

北大の鈴木先生と太美生物研究所の土屋先生とともに洞爺湖に出かけた。今回はエゾヤチネズミの黒いタイプの個体の調査だった。土屋先生が昔調査されて時とは植性が大分変わってしまっているから、見つかるかどうかは不確定だ。昔はエゾヤ […]

続々と塒入りするマガン

この時期北の森の17時45分は人間の眼でももうかなりくらい。それでもマガンたちは続々て帰ってくる。既に本州に旅立った個体数の方が多いと聞くが、それでも未だ可成りの数のガン達が残ってこの沼を中継地にしている。 野生動物撮影 […]

塒入りは陽が落ちてから

マガンがゾクゾクと沼に戻ってくるのは陽が落ちてからだ。もう少し早く戻ってきてくれれば太陽と一緒に撮影できるのは先日書いたが、こればかりは待つしかない。ISO感度を大分上げたが、4Kなのでそれほど気にならない。荒れても良い […]

きりもみ状態で池に戻る

隊列を組んで飛んできたマガン達は池にくると旋回し、最後はきりもみ状態で突っ込むように着水する。コハクチョウより体が小さいから飛行のコントロールがしやすいのかも知れない。その巧みさに撮っていても感心してしまう。 &nbsp […]

雁のネグラ入り

日没が近いと言うのに未だ雁達は沼に戻っては来ない。帰りはじめの自覚には既に太陽が沈んだ後だ。間に合うように駆け込んできたマガン達と夕日を何とか重ねたいが、なかなかまだ数が揃わないし夕日はどんどん沈んでしまう。 &nbsp […]

ユクの見事な枝角

アイヌ語でエゾシカはユクと言う。祈りとか獲物とかの意味も有るそうだ。アフリカでもそうだが私は草食獣も好きだ。彼らが持つこの角には何がしかの魔力が備わっていると思わずにはいられない。繁殖期が終わりユクの枝角も春になれば、オ […]

釣り人と書いてあるけれど、、、

この記事を読むとさも釣り人が普通の釣り人ととられるのごとき書いてあるが、この釣り人は駐車場を塒としている、ほぼ商売でイクラを捕っているおそらく密猟者モドキの連中だ。朝4時前後の未だ暗いうちから河口に乗り付けて、サケを釣り […]

魚の逃げ足は速い

金カムイにも魚捕りの巧い金カムイも居ればそうではない金カムイもいるのは当然の話だ。まあここに居るとゴム弾で散々虐められて追い散らかされるから、他の場所でちゃんと捕獲して食べているから、まあちょっと捕ってみただけと言うのが […]

金カムイの逃げ足は速い

逃げなくても良いのに物音に驚いて川から山に登る金カムイの逃げ足は速い。ちょっとの物音でも研ぎすましたその警戒心はやはり野生だ。この後急斜面を登って金カムイは北の森に消えた。       &n […]

森の中での金カムイ

カムイが現れたのは朝の7時過ぎだった。私は森の下草に隠れていたが、カムイの方が私を見つけたのが早かった。せいぜいその距離は20m有ったどうかだ。カムイは立ち止まるとまた静かに来た山の方に戻った。先日近くの森で400kgの […]

カムイの糞

私が訪れたカムイの森はまだシロザケが上がり始めて間もなく、マスの登りの最後という感じの季節だった。カムイが魚を食べるとその糞は黒くなるという。カムイの糞はツキノワグマの糞とは違いやはり巨大だ。ここのカムイは人間が川をせき […]

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