森はすでに秋風ー天の川と蝙蝠
台風の余波か霧雨が森を覆う。霧雨でもマルチ撮影すると多重して映ってしまうので撮影にならない。そう思って錐揉み状態の蛾と空中戦を繰り広げる蝙蝠たちを観察していると、急に星空が広がった。これも台風のなせる技かもしれないが、天 […]
台風の余波か霧雨が森を覆う。霧雨でもマルチ撮影すると多重して映ってしまうので撮影にならない。そう思って錐揉み状態の蛾と空中戦を繰り広げる蝙蝠たちを観察していると、急に星空が広がった。これも台風のなせる技かもしれないが、天 […]
古来中国では蝙蝠は福を招く動物だった。蝙蝠の蝠という字と福という字の発音が同じで、人々は蝙蝠が福を招くと考えていたのだ。当然その文化の影響を受けた日本でも、江戸時代では庶民の暮らしの中に蝙蝠は溶け込んでいた。県内にそんな […]
数日前の雲の切れ目から顔を出した満月をバックに餌捕りする蝙蝠の姿だ。満月は殊の外明るく、高感度 ISOだと結構被ってしまう。ストロボを併用することで闇夜と月のバランスの露出を考えてマニュアルで撮影した。 & […]
前線の影響や台風の影響で雨が続く。コウモリの撮影はレンズを上に向けることが多く、雨が降ると撮影できない。マルチ撮影の場合雨粒も多重で写り込んでしまう。C社が新しいカメラを発表したが、相変わらずファインダーは固定式デバリア […]
蛾たちはコウモリが出す超音波を聞いて逃げ惑いながら飛んでいる。1秒のシャッター速度で撮影すると、そんな姿がよく感じ取れる。そんな暗黒のせめぎ合いが非常に面白い。蛾の旋回飛行に対するコウモリたちの、ウルトラC級飛行術をなん […]
人間が聞ける音域はご存知の通り20-20000(20KHz)だ。コウモリ達は夜間暗黒の中で餌を探すため、エコロケーションという方法で飛行し餌を探している。そこで使っている音域は残念ながら人間には聞こえない。そこで役に立つ […]
台風一過といえどもそれにしても天気が悪い。夕方になると山間地特有の夕立になるし、すっきりしない毎日だ。夕方すでに森で目視による観察をしている。まだ明るい18時30分にはすでにコウモリ達は飛び出している。音声で確認すると4 […]
8月はようやく申請していた許可書が降りたので、スタジオから30分ほどの水源の森に天気がおかしくない限り毎晩通っている。トガりネズミ形目と齧歯類を昨年出版することができたので、残るはchiropteraだけだ。そんなわけで […]
割ったクルミを残さず食べるニホンリスは偉い。食べる場所は安全な場所なのか何度も同じ場所に戻ってくる。食べ終わると再び枝を登りクルミを採りに行く。10時くらいまでが活動のピークで、それ以降は巣で昼寝と決め込んでいる。 野生 […]
食事が済んだリスをよく観察すると、乳頭部がかなり膨らんでいる。今年の春の繁殖の様子は分からないからなんとも言えないが、どうやら2回目の子育て中のメスのようだ。栄養状態が良ければニホンリスは年2回繁殖する。 […]
クルミの樹で青いクルミがたわわになっている。もうこの頃になるとクルミの中では実が入っている。リスはそんなこととっくに承知で、ガリガリと青い実を齧っていた。ツキノワグマの糞の中にクルミの破片が入っているのも同じ理由だろう。 […]
今年は北の森に出かけていたから初冬以来だ。リスの森に寄ってみた。リスたちは相変わらず元気に飛び回っていて、クルミを探してはガリガリと小さな手で抱えて朝飯と洒落込んでいた。しかし葉が多くなかなか見つけ辛い。 […]
スタジオのまわりでは被害が出ていないが、蝙蝠の廃坑のまわりを見るとイノシシが掘ってミミズを探した痕跡がそこいらじゅうに見える。これだけあればこの近所の農家が電柵を巻くのも頷ける。スタジオのまわりはイノシシではなくて猿だが […]
撮影した個体を見てみると殆どがオスのようだ。メスは繁殖洞に行ってしまったのだろうか? &nbs […]
ここにはキクガシラコウモリもコキクガシラコウも生息しているのだが、見られたのはコキクガシラコウモリだけで、ここでも幼獣は見られなかった。もう飛べるようになって親と飛び回っているのだろうか? & […]
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