Archive for 9月, 2016

稲は実っているのだが

秋雨の合間を縫って村のあちこちで稲刈りが始まった。やっと見えた晴れ間も午後には曇りだす。その合間を縫っての稲刈りだ。田んぼがぬかるんでは機械が入らないし、スタジオ近くの農家の方も大変だとこぼす。北の森からは初冠雪の便りが […]

蝙蝠の森

毎晩のように通っている蝙蝠の森だ。少し木が高い気もするが枝が張り出したところで網を張っている。少し前までは目視もできたのだが、最近では声も目視もできていない。標高が高い場所にいるコウモリは廃孔に住むコウモリと同じように冬 […]

ヤママユ

コウモリの森を走っていたら車のワイパーにヤママユが張り付いた。こんな蛾を見つけたらコウモリたちは狂喜乱舞だろうが、相変わらずさっぱり姿を見せてはくれない。         &nbs […]

熊だな

天気が悪いからコウモリの森にも出られない。スタジオのすぐ下の森で熊棚を見つけた。これからツキノワグマにとっては、冬越しのために脂肪を蓄える季節に入るから、うかうかはしていられないのだ。まだ置いているカメラの前には現れては […]

ロードキル

コウモリの森から帰る途中スタジオの近くで、夜半過ぎアナグマがロードキルされたと思ったら、今日はリスがやられてしまった。アナグマはすでに2頭がやられている。誰がやったかはわからないが、アナグマはまだ暖かかった。スタジオのま […]

ホンドタヌキ

夕暮れ近くいつもは連れ立って出てくるタヌキのペアーダが、今日も1頭だけだった。タヌキのカップルは長続きするカップルだから、一頭だけというのは心配だ。まあ様子を見よう。肉眼では殆ど夜だが高感度カメラのおかげで殆ど昼間のよう […]

すでに半冬眠状態だ

通っているコウモリの森でコウモリが殆ど目視で見えなくなった。バットディテクターで調べても声が入感しないからやはりいなくなったようだ。台風やら前線の影響で毎日天気が悪いし気温もかなり下がっているので、標高1300mあたりの […]

冬も近い

夏の暑い日は十日ほどだっただろうか。寝苦しいと思っていたらもう彼岸も過ぎてしまった。山の上の方のナナカマドが赤くなっているし、夜になるとそろそろストーブが欲しくなってくるこの頃だ。庭のタヌキの夫婦たちも厚化粧を始めたのか […]

タマゴタケ

秋分の日の長雨が森にキノコの成長を促す。先週まではそれほど見つからなかったのだが、スタジオの廻りででキノコを数多く見つけた。タマゴタケだろうか温泉卵のような色が森に生える。       &n […]

台風接近

太平洋岸にそれたせいか風はたいして吹かなかったが、雨が昨晩はひどかった。天気は快方に向かうのは1日だけで、予報ではまだぐずつくらしい。飛んでいた森のコウモリたちは、どこに隠れたのだろうか?     & […]

ニホンウサギコウモリ-2

超音波の聞き分けの能力が鈍いからといって飛行にはもちろん問題ない。場所によっては複数生息していることが多いようだが、スタジオの近くの廃坑では1頭でいることが多い。日本のコウモリの中でも特徴ある顔面で、好きなコウモリの1種 […]

ニホンウサギコウモリ-1

廃坑の中でウサギコウモリを見つけた。名前の通りの耳が特徴的に大きいコウモリだ。耳介が大きいのには訳があり、余り超音波を聞き分ける能力が低いというのが定説だがどうなんだろう。出している周波数は30KHzあたりを使っている。 […]

奄美の森

お化けもなにも怖くはないのだが、琉球列島に生息するハブだけは苦手だ。ブラジルでもインドネシアでもパナマでも蛇には苦い思い出ばかりだ。しかしハブほどの攻撃性を持った蛇も少ない。多くは藪に隠れてじっとしているのだが、ハブは攻 […]

ケナガネズミー2

餌を食べ終わったケナガネズミはするすると樹を登り、枝伝いに移動した。元来ケナガネズミを見るのは樹の上が多く、地上での姿の方が少ないようだ。当然巣も樹洞を使っている。枝伝わりの動作は速いのは鈎状に曲がった鋭い爪があるお陰だ […]

ケナガネズミ−1

奄美にはもう一種類特異なネズミがいる。このネズミは我が国で一番大きなネズミでもある。クロウサギを探して林道を走り回っていた夜中、ケナガネズミが地面に降りて、琉球松の落ち穂を食べている現場に出くわしたのだ。南米のカピバラに […]

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