Archive for 11月, 2017

絶海の孤島ー6 ダイトウオオコウモリに出会う

その晩は霧雨だった。仕方ないのでイヌビワの木の下でどのようなコースでオオコウモリたちが来るのか見守った。動物の撮影をするには撮影しないで観察することも必要なのだ。それでも午前0時を回って雨が上がったのでそっとライトを当て […]

絶海の孤島ー5 オオコウモリに食べられたイヌビワ

まだ青いイヌビワの実がすっかりきれいに齧られている場所を見つけた。イヌビワは島中にあるがこの樹の齧られ方が特に激しい。オオコウモリにとってお気に入りの採食場所なようだ。       &nbs […]

絶海の孤島ー4 バリバリ岩

この島はフィリピンプレートに乗って年に7cmほど北西に動いているとの但し書きがあった。その証がバリバリ岩という場所だそうで、まさに引き裂かれた岩の間に立つとそれを実感する。ただ普通の撮影しても面白くないので、ドローンで上 […]

絶海の孤島ー3 痕跡

それでも見つける目があれば痕跡はちゃんと見つかるものだ。この時期イヌビワやモモタマナ、テリハボクなどの木の実が琉球列島では実っている。これらの木の実はオオコウモリたちの大切な餌だ。食べるものを食べれば当然吐き出すものや出 […]

絶海の孤島ー2 かつての機関車

周囲21kmしかないこの島は目で見る限りは小さいが、それでも県内では6番目に大きい島である。最初に訪れた時はまだ島にはレールが引かれ、トロッコ列車で島の主産業であるサトウキビを収穫し搾汁工場に運んでいた。おもちゃのような […]

絶海の孤島ー1 全景

この島を訪れたのは今回で3回目。1回目はまだここが日本に復帰される前で、身分証明書なる馬鹿げたものを持っての取材だった。2回目は栗御大、坂水氏らと来た時でその時から既に相当の時間だがっている。沖縄本島から400kmまさに […]

雪の積もるスタジオを後に

この時期でないと撮影のできない動物たちを撮影に、極苦楽琉球列島に向かう。早速現地の湊君と久しぶりに会い先ずは情報交換などで歓談。明日からの島の旅に備える。前回彼と会ったのもやはり数年前寒緋桜に来るオオコウモリの時だった。 […]

ニホンリスの森−6

この森の紅葉もそろそろ終わりになってきた。低気圧の接近来ると風で揉まれて葉はだんだん落ちて来る。それでもまだ残っている紅葉の中で、今日も冬のためのクルミを埋め込みながらリスは元気に森を飛び回っていた。   &n […]

ニホンリスの森−5

静かに近寄るのは忍者の如き。巧みに樹木に身を隠しながら前進するが、それでも当然リスには気づかれてしまう。リスが逃げるための絶対安全距離以上に近づく必要はないから、樹木の後ろからそっと撮させてもらった。   &n […]

ニホンリスの森−4

逆光、逆光と位置を変え紅葉の中のリスを狙うが、リスの動きは早くどうしてもクルミを食べているときのような動きの止まった写真しか撮れない。それでも+補正しながら撮影できるから、昔のように現像してみなければわからないというよう […]

ニホンリスの森−3

もうアップよりもこの時期ロングのニホンリスが撮影したい。それで出来れば和らかい逆光で。そんな想いでリスにレンズを向ける。しかしこれだけ雲一つない快晴だとどうしても光が硬い。気持ち雲が出てくれたほうが良いのだが、こればかり […]

ニホンリスの森−2

ただひたすらクルミ地面に埋め込んだと思うと、どこからかまた拾ってきて安全な場所でクルミを齧りだす。この頃になるとクルミの表面を覆っていた果皮も腐って落ちてしまっているから齧るのも楽なようだ。秋の日差しを浴びで厳しい冬まで […]

ニホンリスの森

帰り道に日本リスの森に寄ってみた。ここはスタジオとほとんど同じくらいの気候条件だから紅葉は少し終わり気味かもしれない。それでもリスたちの顔が見たくて寄ってみた。相変わらずニホンリスたちは森の中を走り回っている。紅葉の森を […]

イヌワシ−4

昼間の時間つぶしにはこの森は最高かもしれない。夜になればツキノワグマも撮影できなかったが、車の前を出てきて大慌て。昼間はこうしてイヌワシのペアリングを見ることもできる。クマが撮れなかったのは残念だが、二羽並んで飛ぶイヌワ […]

イヌワシ−3

勿論これでは正直使い物にはならないわけで、そこでふと思いついたことを試してみた。今使っているGH5にはデジタルテレコンなる仕組みが備わっている。デジタル機種なら昨今当たり前の機能なのだが、私自身この機能を馬鹿にして今まで […]

Powered by WordPress