モグラ発掘調査

6月9日
琵琶湖東岸で相良先生と合流して、発掘場所に向かった。場所はとある山間部。この場所は1999年から観察されている場所だ。何本もキノコがが出た場所を示す、ピンが刺さっている。この場所がすべて同じモグラが使っているわけではないが、おそらく使っていたモグラが死んだ場合、地下でつながったモグラが坑道を通してやってきて古巣を使うのではないだろうか? 前回の発掘の写真、データを精査して今回発掘する巣の位置を予想して、発掘を始める。
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6月10日
巣の位置を予測しながら注意深くスコップを入れる。30cmほど掘り進んだ時、地中にある筈がない枯れた葉が出てきた。モグラの巣だ。モグラはほぼ前回巣を作った同じ場所位にモグラは巣を作っていた。不思議だ。巣の調査のため巣は発掘の後、研究室に持ち帰っているわけだが、そのほぼ同じ場所にモグラはまた巣を作るのだ。
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6月11日
巣の中に赤ん坊がいないか相良先生は耳をつけて幼獣の鳴き声を確認する。しばしの静寂。残念赤ん坊は居ない。この巣でかつて発掘の際、幼獣が見つかっているのでこの時期を選んで発掘しているわけだ。しかしこの巣で再び繁殖が行われているかは掛けなのだ。しばし巣を撮影し放置すると、掘った巣の周りのトンネルが盛り上がって来た。モグラが巣に戻って、こわれた坑道を補修しはじめた。

6月12日
翌日は場所を移して京大の研究林で発掘を行った。急斜面を登ること20分。クマが樹皮の皮ハギをしたあとを見つける。この森は京都でも有数のツキノワグマの生息する天然林なのだ。杉の合間に広葉樹の天然林が広がっている。モグラの巣から生えてくるきのこーナガエノスギタケーが生えてくるのはこんな天然林なのだ。
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6月13日
この場所は2007年にも発掘がおこなわれていて、その時にも偶然幼獣が見つかっている。しかもミズラモグラだ。その前の調査で確認していた場所より少し手前に巣は構築されていたそうで、それをもとにして手前から発掘したら巣にたどり着いてしまったということだ。注意深くスコップを入れる。30cmほど掘ったところで、また同じように枯れた葉の破片が出始めた。ミズラの巣だろうか?少し小さい。
IMG_1183ミズラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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発掘取材中HP不正アクセスのためブロックされてしまい、更新が遅れてしまいました。お詫びします。

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